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ヘアカラーについて –1−

2017年09月

ヘアスタイルに関してパーマとカラーを考えると、欧米と比べて日本はパーマの需要が多いので薬剤の進化や技術,一般の方の知識もかなり進んできています。ヘアカラーに関しては逆にかなり遅れていたのですがこの10年、20年でだいぶ追いついてきたというのが現状で流行の発信や知識はまだ欧米の方がリードしている状態です。それでも、一昔前まで白髪染めの需要しかなかった時代から今は日本人に合う色,ツヤと深みのある色を模索の末に見つけて個性的にヘアカラーを取り入れるようになりました。

日本人のヘアカラー経験率は8割を超えていて,現在も染め続けている方の割合は6割以上です。個人差はありますが,こんなメリットがあります。

  • 実は地毛の髪色より少し明るい方が顔の表情が明るく見えます。
  • 美白の顔色には地毛の髪色ではコントラストが強すぎて少し明るい方が自然に見える。
  • 髪色が明るくなるとオシャレの幅も広がります。
  • 白髪が気になりストレスになるなら染めた方が楽。
  • 髪にツヤが無くなってきたと感じてきたら染めるとツヤが出ます。

逆にデメリットは?というと、みなさん気になるのがダメージです。
ヘアカラーは薬剤ですから、全く傷まないという事はありません。ただ年々進化していて、髪へのダメージは軽減しています。逆に手触りやツヤが良くなるものもあります。美容室でプロの知識のもとで髪質に合わせて染めればそれほど傷むものではありません。それともうひとつの疑問は、美容室で染めるのと家で市販のホームカラーで染める違いは?です。

  • 染める仕組みは同じですが、質、発色、色持ちなどの違いが。
  • 市販品は自分で染めやすいように工夫されています。しかし色ムラは起きてしまう事があります。
  • 市販品はどんな髪質の方が使っても結果がでるように一定の強さに設定されています。
  • 市販品では色の種類も限られますが,美容室用では明度、彩度の幅が広いので似合う色、好みの色が選べます。
  • 美容室用では髪質に合わせて薬剤の種類と強さを調節します。

やはりできるなら美容室で染めることをおすすめします。近くに日系の美容室があれば良いのですが、日系のお店が近くに無く、米系だと英語力や薬剤の違いに不安がある場合などは、ホームカラーに頼るのですが、現在染めている方は伸びてきた根元の応急処置程度にして頂いて、初めての方はあまり挑戦をせずに地毛とかけ離れた色を選ばないようにすると色ムラが少なくなると思います。ヘアカラーのご相談はユニヘアーまで。次号につづく。

<Uni-hair>

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