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新天地での美容室の探し方 外国編

2020年03月

春、移動の多い季節です。前回の日本に帰国される方は選択肢も多いのですが、新天地が外国となると不安は大きくなると思います。特に髪質の大きく違う欧米なら現地のお店に行って「よかった」という話は残念ながら聞いたことがありません。

*米国にこられた方

新たにアメリカに引っ越されてきた方は、身の回りが落ち着いたら「髪を切るところはどうしよう?」となります。今の情報時代、日本人の髪質でアメリカ人のお店に行くと、「思うような仕上がりにならない」というのはみなさんがご存知だと思います。大きな都市なら日系のお店もありますが、ない地域の方が多いのが現状です。そうなると年に数回大きな都市の日系のお店に行き、それまで我慢したり、家族で切りあったりするそうです。もしどうしてもというときは、アメリカ人よりもまだアジア人の美容師の方は髪質が近い分大きな失敗は、少ないので利用しているそうです。言葉で説明できなくても、いまどきは携帯でイメージ写真を見せることもできます。では何故そこまで、希望に近づかないかというと、髪質の違いも大きいですが、日本人好みと欧米人好みが根本的に違うという事と、技術の差が大きいからです。きっと一番多い問題は、「梳いてくれない」事です。髪が細くコシのない欧米人は、量感を出すために、髪を梳くと言う習慣あまりなく、切り口がパツンとしたままです。アメリカ人のお店で梳いてもらいたいときは、「thinning please」とか「thin out please] 、毛先を梳いてなら「please thin out and blend the ends of my hair」と言うといいと思います。それでもやっぱり思ったようにはいかないと思いますが、髪質とヘアスタイルにもよりますが、満足といかないまでも、「このくらいならいいか。」と言うのが限界かもしれません。

お住いの場所に日本人美容師がいる場所なら、日本語で相談できるので安心ですが、日本で美容師の経験を積んできている方、日本と同じように教育されてスキルを身につけている方はいいのですが、日本語が通じても、アメリカの教育だけの方で、日本の事情を知らない方だと、最初によく相談された方が良いと思います。以上は、ヘアカットの場合で、カラーやパーマとなるとさらにハードルが高くなっていきます。カラーに関してはカラー先進国の欧米の知識は日本より先を行っています。しかし、日本では日本人の髪質、髪色に合わせたカラー剤が開発されているので、日本のカラー剤を使われているお店の方がさらに安心だと思います。パーマは、日系のお店以外ではやめておいたほうが良いと思います。パーマ需要が低いアメリカではパーマ自体やったことがない美容師さんもいるくらいですから、あまり冒険心は出さないでください。

前回少し触れさせていただいたように、アメリカも大きく3段階にお店の種類があります、千円カットのような安売り店、個人経営の中堅の店、都心部の高級店。物価の高いアメリカは値段の差は日本以上ですが、どんなに高額を払ってもそれに見合う結果は得られません。こちらでも周りの日本人の方にオススメのお店を聞いて試されるのが一番良いと思います。

中西部での髪のご相談はユニヘアーまで。

<Uni-hair>

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