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いま必要な情報を

2020年06月

世界中が思いもしていなかった状況に変化して、発達した情報社会も時に溢れすぎて、誤情報や故意に捏造された情報に惑わされることも少なくありません。今は私達もそのたくさんの情報を判断できるようになってきていますが、新商品の広告も巧妙になってきているので、今回は、ヘアケアに関してですが、ご自分に合う、必要な情報を判断していただければと思います。ダメ出しをしているサイトでは、最後に「こちらをオススメします」みたいな、宣伝になっていますので、正しい判断が必要になります。

*ノンシリコンシャンプー
サイトやCMで広告やオススメがありますが、うたい文句はシリコンが「悪者」になっていますが、安価なシャンプーに使われている質の悪いシリコンが悪いのであって、ある程度の値段の製品には高品質なシリコンが使われているので、必要以上に髪に残ることはありません。イマドキのヘアカラーやパーマをしている髪ならば、ノンシリコンでは、指が通らなくなり、余計に髪にダメージを与えます。良いシリコンは、抵抗を少なくして指通りを良くして、仕上がりの手触りも良くしてくれます。質の良いシリコンは悪者ではありません。

*石鹸シャンプー
こちらもノンシリコン同様に、「オーガニック派」や「無添加にこだわった」ナチュラリストの方が見るサイトに出てきます。洗浄力が強いので、必要な皮脂分も洗い落として、ツヤのないバサバサな仕上がりになってしまいます。髪の短い男性、汗をたくさんかく髪の短い男の子ならばいいかもしれませんが、髪の長い女性、ヘアカラーやパーマをしている方にはオススメできません。

*ドライシャンプー
最近日本でも話題になってきているドライシャンプー。スプレータイプや粉末タイプで頭皮につけてタオルで拭き取るものです。最近開発されたものではなく、昔は髪洗い粉といって粘土などでできた質の悪いものでしたが、現代ではエタノールが主成分で消臭殺菌効果があり、病院、介護施設やキャンプ地などで普通にシャンプーができない状況で使われていました。それが最近欧米のセレブの間で「髪にボリュームが出る」という理由で話題になっています。欧米人の細い髪質も、ドライシャンプーのパウダーが多少のセット力がありボリュームが出ることに着目したのです。そして日本でも話題になり、おしゃれな香り付きなものなどが発売されています。ではこれだけでいいのか?普通のシャンプーに変わるものかというと、そうではなく、旅先や、出先からまた出かける時に、ベタつきが気になる時など状況に応じて使われると良いと思います。

*オーガニックシャンプー
オーガニックのブームで種類も増えていますが、そもそも間違いやすいのが、「オーガニックオイルが少し配合されている」とオーガニックシャンプーという商品になっています。オーガニック製品を扱うホールフードのシャンプーも100%オーガニックのものから、少し成分が配合されているものまで様々です。できる限り自然なものを使いたい方、もしくは通常のシャンプーでアレルギーなどがある方が選ばれていますが、なんとなく選ばれている方に、アドバイスとしては、ヘアカラーやパーマをしている髪には、オーガニック製品ではダメージ修復や扱いやすいコンディションをキープするのは厳しい場合があります。特にこだわりがないのであれば、髪質や状態にあったものを選ぶのをお勧めします。

家で過ごす時間が長い今、いろいろなネット情報を見る機会が多いと思いますが、ご自分に必要な情報の判断をお願いします。髪に関するご質問はユニヘアーまで。                  <Uni-hair>

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