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アメリカで髪のお手入れは? (2) ヘアカット編

2019年06月

前回は、アメリカでの髪のお手入れ全般的に説明させていただいて、日本との気候や水、冷暖房の違いで何もしていないと、だんだん髪が乾燥などによってダメージを受けていくことを説明させていただき、毎日の基本のお手入れ、シャンプーは髪質に合うものを選ばれると、それだけでコンディションが変わってくるというところまででした。今回は、ヘアカットやヘアカラーはどうしたら良いか?を説明させていただきます。

*ヘアカット…みなさまご存知の通り、一番大切なのがヘアカットで、ご自身の印象に大きな影響のある一つの要素で、似合う、似合わないはもちろん、お手入れのしやすさにも大きく影響します。日本でも初めていく美容室は、不安や緊張があると思いますが、日本でしたら好みの問題はあっても大きな失敗は少ないと思います。こちらに来て、周りに日系の美容室がない場合に現地の美容室に行こうと思ったら、その不安感はさぞ大きなものでしょう。そして、結果を言えばその不安はほぼ的中して、残念ながら「良かった」というのはあまり聞かない話です。言葉の壁、髪質の違いもありますが、アメリカ人と日本人のヘアスタイルの好みの違いと技術の違いが原因です。

*ヘアカラー…日本でもたくさんの方がヘアカラーをしている現在、それよりもっと前からヘアカラーが一般的だった欧米は、カラーの知識とテクニックは上をいくものがあると思いますが、日本では日本人好みに独自に進化している経緯があって、日本人が好む2大ヘアカラーである、日本人の髪色で赤味を出さない「グレージュカラー」や、「明るめな白髪染め」は日本のメーカーが日本人の髪色を研究して可能にしたもので、日本のカラー剤を使用している美容室で染めることをオススメします。そしてできるなら、市販のカラー剤を使用して家で染めるよりも、美容室で染めることもオススメします。

*パーマ…近年日本でもパーマ人気が復活して、毎年需要が増えています。一時期カラーの流行で、忘れられがちだったパーマもその間にも進化していて、ダメージが少なく、お手入れの簡単なパーマの注文が増えています。しかしアメリカでは、ほとんどの方がカラーをしているのに対しパーマの需要が極端に少なく、昔からほとんど進化していないので、アメリカの美容室に行かなくてはいけない状況でもパーマだけは避けた方が良いと思います。

このように、アメリカで美容室に行くときは、日本人美容師のいるところを探し、行かれている方の評判を聞いていくのが良いと思います。もし遠くてなかなかいけなくても、できるだけ信頼できるところに行けるまで我慢された方が後悔せずに済むと思います。髪のご相談は是非ユニヘアーまで。

<Uni-hair>

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