もうすぐ春です、転勤などで日本へ帰国される方、または新たに米国にいらっしゃる方、または他の外国に引っ越される方と移動の多い季節です。住み慣れた環境を離れるとき,色々不安はつきものです、普段の生活の中で以外と不都合を感じるのが新天地での理、美容室探しです。もし通い慣れた理、美容室がある方は、新たに探さなくてはいけなくて、初めて行くお店には不安もあると思います。また、特に行きつけの無い方も、外国となると不安はあると思います。最初にお伝えしますが、初めて見えていただくお客様を迎える時は、美容師側も不安と緊張がありますので、カウンセリングでお好みを理解してちょっとした雑談やお店の雰囲気などでリラックスしていただけるよう考えています。
＊日本に帰る方
現在の日本の理、美容業界の事情は、厚生労働省の報告によりますと、昨年の日本全国の美容室数の推移は２５万件を超えて（前年比１.４％増）で過去最多に、一方で、理容室は約１１万件で、１２万件を割り込み（前年比１.６％減）で、理、美容室を合わせると約３７万件で、全国のコンビニが約５万店舗に対していかに多いかがわかります。さすがにこれだけあると、どこに行こうか迷ってしまいます、雑誌に載っている有名店に行くか、情報誌で探すか、割引クーポンで試してみるか？気に入らなかったら、変えるお店はたくさんありますが、せっかくなら気に入ったお店に行きたいものです。また男性の方は、若い頃から美容室に行くのが普通だった時代でしたが、ある程度の年齢になると、理容室の方が美容室より居心地が良くなるということがあります。イマドキの床屋さんは技術も進化して、サービスも良いので是非試されてはいかがでしょうか？
それと、日本もアメリカも形態は同じようで、大きく３段階に分かれていて、わかりやすくカット料金で比較すると、高級店は立地にも関係しますが７千円以上、お店によっては１万円以上するところもあり、中堅の個人経営店だと５千円前後、そして今や全国どこにでもある千円カットのチェーン店。どの店をどのように利用するかは、その日の気分や目的によって使い分ける方もいらっしゃいます。１０分千円でカットだけしてくれるお店でも、日本の場合は、それなりの経験を積んだ方が手早にカットするので、細かい注文までは対応してくれないようですが、こだわらなければ、悪くはないというレベルです。長引く不況とデフレから生まれた激安の形態ですが、そういった影響で中堅店、高級店はもう２０〜３０年ほとんど料金変更はされていません。せっかく新しい環境でお店を探すのであれば、信頼できる家族や友人、同僚の方に紹介していただくのが一番確実かもしれません。
次回は、アメリカでのヘアサロン事情をおしらせします。髪に関するご相談はユニヘアーまでどうぞ。
＜Uni-hair＞